2010/05/24

SIDE-3自作PC部第三回

ドスパラというお店を御存知だろうか。
何?知らねえだぁ?
ったく、オレ達にとってはセブンイレブンより身近なショップだって言うのに・・・
これだから素人は・・・ブツブツ・・・

と言う訳でありまして、今年の2月…くらいだったかな、丁度この新パソコンの部品を買うために秋葉原をうろうろしていた頃。
ドスパラの前を通り掛かった時にこんなポスターを見たんです。

丁度この構成で組む事に決めていたので、おまけのDVD目当てにココで買おうと店員に声を掛けてみるものの・・・なぜか欲しかった i5-661 のみ売り切れ。
泣く泣く古谷兄貴のDVDをあきらめてTSUKUMOで買いました><

まあイマドキこの手の映像ってすぐニコニコ動画とかようつべとかに上がるんで、組んだPCでそれを見よう・・・なんて邪悪な計算があったとかなかったとかごにょごにょ









いやー、楽しそうに作るねぇ。
実際楽しいんです。







さてオレが買ったclarkdale core i5-661なんだけども、高価でハイパワーで5年は使える、みたいなものではなくて、ミドルクラスだけどなんだか色々な機能をちょっとずつ備えてる様な、そんなポジションみたいです。


まずは一つ目は内臓グラフィック機能。
これは今までマザーボードのオンボグラフィックチップセットとか、グラフィックボードがやっていた仕事の一部を、今度はCPUの中でこなしてしまおう、みたいな技術らしいです。
よく解んないよね。

カップラーメン作る時に液体のタレとは別に粉末スープを分けて入れていたんだけど、今度から液体のタレにスープの成分を一部取り込みました、みたいな話。

なんだか解んないけど試しに買って食べてみるか、ぐらいの興味は湧くと思う。
実際オレも、PCを買い換えようっていう時期に「intelの新型cpu:clarkdaleの目玉機能」って言われてなんとなく、というチョイスだった訳だし。

どっちにしても画面に映ったものを見る、というユーザーの視点のみで言えば、オンボードだろうがオンダイだろうが一緒なんだけど。
あとはその映像がキレイかガクガクか、っていうだけの話。


続いての機能はターボ・ブースト・テクノロジー

車かギターかっていう感じの話ではなくて、CPUにもブースト機能があるんだよっ!!!
ブーストがなんだか分からない>< って人はSIDE-3のファーストミニアルバムに収録されてる「響」っていう曲を聴くと良く分かります。 多分。
だから説明ナシね>< なんつって。





三つ目の機能ハイパースレッディングテクノロジー

これはCPUの一つのコア部分が二つの仕事を同時にこなす、みたいな感じ。 感じね。 多分正確な言い方じゃないんだろうけど。

「それってコア2デュオとかデュアルコアとかって言うんじゃないの?」
って言う健全な方々にちょっと説明をすると、

太刀を一本持った侍が二人いるのが普通のデュアルコア。
対してハイパースレッディングテクノロジーってのは、侍は一人しかいないけど両手に小太刀を持って二刀流になった状態。
刀の本数は同じ2本でもちょっと違うんです。
一概にどっちが強い、とは言えないけども普通に考えたら一人より二人の方が強い…よな。






まあ一人で双剣担いでラオシャンロンとか倒す日常を生きてるとさ、太刀ってなんだろうなって思うよ正直。
ラオシャンロン参考画像




・・・で、オレが買ったi5-661っていうのは「デュアルコア+ハイパースレッディング」という、二刀流の侍が二人いるタイプなのね。
なんだかかなり凄そうな感じがするけど、世の中上には上がいるもんで、
例えば太刀4人編成の「クアッドコア」、
さらに二刀流が4人で戦う「クアッドコア+ハイパースレッディング」なんていう8倍パワー(?)のCPUがあるんです。
そしてこの3ヶ月の間に6コアCPUなんてのも出てきたしね。



…と、選択肢が多いイマドキのCPU
普通のエロゲー(なんだ普通のエロゲーって)をやるくらいならシングルコアの古いCPUで十分だし、
プレスコペン4で動画エンコしながらネットも余裕って人もいる。
低スペックのPCに渋いOS乗せて使うのが好きって人もいれば、予算青天井で組んだPCで重いアプリが簡単に動くのが嬉しいって人もいる。
じゃあ何を買えば良いんだよ>< っていう人は、出来るだけ新しくて出来るだけ安いのを買えば良いみたいです。
TSUKUMO電機みたいな、店員が親切なお店に行って相談するのも良いしね。


ええと、日記のつもりが「皆、自作でオレとトゥゲザーしようぜ」みたいになってきてしまったので今日はココまで。
次回、更なる自作PCの楽しみ方:拡張についてです><

2010/05/19

SIDE-3自作PC部第二回




本日はパソコン内部の主要パーツのお話。

PCをいじくる仕事をしている知り合い(サラリーマン暦9年目、美人嫁あり)の言葉を借りると、

マザーボード  :台所
CPU             :料理人
メモリ           :まな板
ハードディスク:冷蔵庫

という認識で論理的に理解しろ、との事です。

メモリって分かりづらいよね。
これが小さいと(まな板が狭いと)、調理したものを一回一回冷蔵庫にしまったり、また引っ張り出したりする手間が増える。
つまりPCの動作は遅くなるって事。


台所は蛇口の数が多かったり、コンロが多かったり、設備全体のキャパを規定するものだね。
一般家庭なら台所は母ちゃん一人に仕事をさせとく場所で、旅館やレストランなら料理人は一人じゃない場合がある。
同じ様に家で使うPCのマザーボードにはCPUは一個しか乗らないけど、家じゃないトコで使う様なPCには、CPUが何個も乗るマザーボードがあるみたいです。



人間の目から見ると、一般的にPCはキーボードやマウスをいじって画面にえっちな絵や映像を表示させる、という凄くシンプルな道具なんだけども・・・
そのキーボードやマウスその他入力機器から伝わる情報を、画面まで届ける部分が実はPCの一番重要な部分なんだそうです。

入力機器について補足すると、ノートパソコンのキーボードの手前に付いてるスベスベボード(正式名称は知らん)、DSのタッチパネル、トラックボール、IBMのノートパソコンに付いてる紅一点…等々いろんな物があります。
多少雑な区分けになるけど音声認識なんかも入力機器にあたるのかな。
でも人が機械に指令を出す究極の方法は、これはガンダムの話だけどサイコミュシステムなんだよね。
あれ実は「行けッ!ファンネル!」みたいな音声命令いらないですし。
人の情念が機械に伝わるっていう状態がどんなものか想像すればするほどオレの稚拙な説明がおっつかなくなってくるのでやめます><

さて、キーボードと画面の間に入る部品の数々。
まずはマザーボード。
オレが選んだのは安心と信頼のインテル製マザーボードBOXDH55HC




インテル BOXDH55HC 《送料無料》
Intel H55搭載 LGA1156対応 ATXマザーボード
商品スペック
チップセットIntel H55PCI Express x161
PCI Express x12PCI3
TSUKUMO 商品詳細バッジ で 2010-05-19 に生成しました




乗せるCPUはi5-661




インテル Core i5 661 Box (LGA1156) 《送料無料》
LGA1156対応 Core i5 I5-661 CPU (TDP 87W)
商品スペック
コア数2動作クロック3.33GHz
最大クロック(Turbo Boost)3.6GHz対応形状LGA1156
L2キャッシュ256KB×2L3キャッシュ4MB
CPUクーラー同梱パッケージBOX
TSUKUMO 商品詳細バッジ で 2010-05-19 に生成しました




メモリは、・・・なんでもいいや安いの適当に4Gくらい。

そんでハードディスクは特価で買ったコレ↓




Western Digital WD5000AAKS-R
500GB 7200rpm シリアルATA300 3.5インチ内蔵バルクHDD
商品スペック
容量500GB1プラッタ容量500GB
回転数7200rpmインターフェイスシリアルATA 300
バッファ16MBパッケージバルク品
TSUKUMO 商品詳細バッジ で 2010-05-19 に生成しました





次回第三回は組み込みの簡単さとオレ達の古谷徹兄貴が実は自作ヲタだった件についてです><

2010/05/18

今時PC買うならBTOだろ普通は…

よくPCは電気屋で買うより自分で組んだ方が安く仕上がる、とか言うじゃん?
そうでもないんだよな今は。
昔は自作PCの金銭的メリットというのは随分あったみたいなんだけど。

まあオレの様なね、未だあどけなさの残る30代の少年に昔の話なんて出来る訳も無く。

さて、そんな少年の知的欲求を満たす魔法の箱:PCのリニューアルのお話。
タイトルの通り、今時BTOで組んで貰うPCというのは性能の割に妙に安い。

※BTOとは、Build To Order(注文にあわせて組み立てること)もしくはBuilt To Order(注文生産された製品)の
 のようです。
 オーダーメイドに近い感じ、と言えば解りやすいだろうか。


もちろん現在手元にあるパーツを流用して歩幅の小さい強化をするなら話は別だが、CPUも速いのに替えて、ハードディスクもデカいのに交換、グラフィックも強化して電源も大出力に、OSはウインドウズ7に、なんてのを一気にやろうとすると、新しく一台買ってしまった方が安い場合があるんです。


家電ブランドのPCみたいにお高いのは買えないけどね。


TWO TOP  みたいなトコのショップBTOは、オレの様な素人にしてみりゃ自分でパーツ買うのがアホらしくなる程安い。

…のだが、我々ヲタクにとってPCは言わば命綱。
多少高くつこうが自分で好みのパーツを集めて組み立てる事に、それなりの意味はあるのだ。
 ネットを見る、エロゲーをする、ipod管理をする、エロ動画を見る、等々一般的な成人男性のPCの使い道は様々であり、それに見合った機能を備えたPCをパーツから選定する。
なんという男くさい、渋い作業だろうか。
これは、こだわりの強いギタリストがパーツごとに木材を選定し、ピックアップのメーカーはもちろんブリッジの形状やボリュームポットの位置まで自分のプレイやパフォーマンスに合った設計をするのに似ている。
こうして考えてみるとエロゲユーザーというのはアーティストであり、エロゲそのものは芸術であると言える。

さて、話を戻そう。
新PCを自分で組み立てるにあたり、最初に選定したのはCPUでもなくマザーボードでもなく、ケースだった。
おそらく一般的なPCユーザーにとって一番どうでもいい部分であり、しかし我々ヲタクにとっては非常に重要なパーツであると言えるだろう。    ケースのカッコ良さというのは、実際の性能と同じくらい大事なのだ。
こんな事を言うと、「じゃあVAIOみたいなカッコイイ箱のPCを使っている人はヲタクなの?」ということになる。
…が、実際VAIOなんて持ってる奴は大体自覚の無い重度のヲタクである。

ところでオレが買ったこのelement t というケースは、VAIOさんと比べるのが申し訳無い程ゴツく、重く、黒い。



だが・・・・・・それがいいッ!

黒さはさておき、高さ480 x 幅210 x 奥行き525 mmという巨大なサイズは非常に良い。
前方と天板に設置された200mm級の巨大ファンもいい感じ。
深く考えなくても強引にエアフローを生成してくれそうだしね。


さてこのデカい箱にこれから何を詰め込んでいくのか!!?? 待て次回。